思わぬ出費に驚くことも！
引っ越しの際にトラブルが発生する事例はたくさんありますが、その中でも多いのが思わぬ追加料金が発生したという内容です。
予想もしていなかった突然の出費に戸惑うこともありますので、どのような時に追加料金が発生するのか確認しておく必要があります。
ここでは引っ越しの追加料金に注意すべきポイントについてご紹介します。
付帯サービスについて
引っ越しの際に追加料金が発生するのは、付帯サービスが関係している場合が多いです。
付帯サービスとはわかりやすく言うとオプションサービスのことで、人によっては必要のないサービスですが、どうしても自分ではできないという場合には業者に依頼しなければいけないものになります。
付帯サービスの一例としては、電気工事などが該当します。
例えばエアコンを設置していた家から新居に引っ越しする際に今まで使っていたエアコンを外して新居でも使用したいという場合、電気に詳しい人でなければ自分で行なうのは難しいものです。
そこでエアコンの脱着工事を依頼することになりますが、引っ越し業者が行なう場合もありますし、引っ越し業者と提供している電気工事業者に依頼します。
エアコンの脱着工事には通常の引っ越し作業に加えた作業が必要になるため、当然ながら追加料金が発生することになります。
恐らく、最初からエアコンの脱着工事をお願いしていた場合は、その時点で見積もりに含まれているため追加料金という形では請求されません。
しかし、エアコンの配管が劣化していたため、新しい配管に交換したという場合には追加料金が発生することになります。
この時に追加料金が発生するかもしれないという事実をきちんと説明していれば良いのですが、何も説明しないまま事後報告という形で追加料金を請求されても納得できないのもよくわかります。
本来であれば、引っ越し業者の営業担当者が付帯サービスに関しては場合によって追加の料金が発生するかもしれないことをきちんと説明しておくべきですが、きちんと説明をしてくれない場合があります。
そこでこちらから付帯サービスの追加料金についてあらかじめ確認しておきましょう。
口頭の説明だけでは後でトラブルになる可能性があるため、きちんと見積書という形に残るように説明を求めることが大切です。
当日に起こる追加料金
引っ越しをする前にきちんと見積もりをして納得したうえで契約しているのに、当日になって不測の事態が発生したため追加料金が発生する場合もあります。
例えば渋滞に巻き込まれてしまい予定していたよりもかなり時間がかかってしまったという場合や、天候が急変したためその日の引っ越しができなくなった場合などです。
この場合も事前に説明を求めておき、追加料金発生の有無について確認しておきましょう。