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運搬ができない荷物もある

引っ越し業者に依頼したらどんな荷物でも運搬してくれると思い込んでいる方もいますが、引っ越し業者では運んでくれない荷物があることを知っておく必要があります。

なぜ運搬を断られてしまう荷物が存在しているのかをきちんと理解したうえで、きちんと契約を交わすことをおすすめします。

運搬できない荷物の種類と対策

引っ越し業者から「この荷物は運べません!」と断られてしまう理由は、引っ越し業者が加入している保険の契約で定められているからです。補償対象にならないとされている荷物に関しては引っ越し業者は運搬を拒否することができると標準引越運送約款に定められています。では具体的にどのような品物が運搬できないことになっているのか確認しておきましょう。

現金や宝石類

紛失するとかなり高額な補償をしなければいけないと考えられる現金や宝石などの貴重品は補償対象外とされているため運搬できないと断られてしまいます。あえて伝えると断られてしまうので、黙ってダンボールの中に入れて通常の荷物と同じように運搬を依頼していた場合に紛失してしまったとしても、損害賠償を請求しても補償されません。

例えば数千万円から数億円の価値があるとされる宝石を運搬して欲しいと依頼した場合、通常の引っ越し業者では当然ながら運搬を断られてしまいます。この場合は専門の特殊作業を請け負っている業者に依頼する形になりますので、他の荷物と一緒に考えないようにしてください。

絵画・骨董品

有名な絵画や骨董品のように、美術的な価値の高いものに関しても、先に挙げた理由から運搬できない可能性が高いです。実際、絵画や骨董品のような美術品は衝撃や湿度に弱く、家具や家電などと比べてはるかにデリケートな物と言えるでしょう。引越しの際はどのような形で運搬をするか、検討をしておく必要があります。

危険物

火薬そのものを運搬して欲しいと依頼する人は少ないと思いますが、よくあるのがストーブに灯油を入れたまま運搬を依頼するというケースです。何らかの原因により運搬中ストーブに残っていた灯油に引火するリスクもありますし、灯油がこぼれて他の荷物に付着したため臭いが移ってしまう可能性もあります。

これらの荷物を運ぶ場合にはきちんと可燃物である灯油などをしっかり抜いておくことが基本です。残ったままの状態では運搬を拒否されるのも当然なので、事前に準備を怠らないようにしてください。

パソコン

ダンボールにそのままパソコンを入れて運搬をして欲しいと伝えても拒否される場合があります。

ただでさえデリケートな製品なのに、きちんと梱包もしないまま運搬をして欲しいと言っても引っ越し業者では責任を持てません。この場合は中身がパソコンであることを伝えたうえで、専用の梱包ケースに入れて運搬してもらいましょう。専用ケースは振動を和らげるように工夫されており、多少の衝撃を受けても問題がないようになっています。

ただし内部のデータについては保証できかねるとされる場合がほとんどなので、大事なデータは別に保存をしておくように対応してください。