気持よく去ることが大事
引っ越しをして新居で暮らすことに期待を抱いている方も多いはずですが、旧居もしっかりお掃除をして引き渡ししなければトラブルになる可能性もあります。
できるだけスムーズに引っ越しを終わらせるためにも、旧居の引き渡しにも十分配慮が必要になります。
旧居の掃除をしっかりと
もう暮らない家なのだから、掃除なんて必要ないと考えている方も多いですが、今までお世話になった家や大家さんに対して大変失礼な考え方です。
きちんとキレイな状態にして引き渡しをしなければ、業者に掃除をしてもらうことになって別途料金を請求される場合があります。
こうなると納得できない！とトラブルに発展する可能性もありますので、できるだけ丁寧に掃除をすることが大切なのです。
引っ越しの際に掃除をする場合、事前にできる部分の掃除をしておくことが大切です。
荷物を全て運び出してから掃除をした方が楽に感じられるかもしれませんが、当時はとても慌ただしいためゆっくり掃除をしている暇はありません。
できるだけ引っ越し当日は簡単な掃除で済むように、事前に掃除を済ませておくことがポイントになります。
まずはお風呂やトイレ、キッチンなどで特に頑固な汚れがこびりついている所を重点的に掃除をしてください。
頑固な汚れはそう簡単に落とせないので、あらかじめ掃除を済ませておけば当日は簡単な掃除だけで済みます。
荷物に隠れている部分は仕方がないので、見える部分だけでもしっかりキレイにしておきましょう。
特にカビについては退去時に厳しくチェックされるので要注意です。
お風呂など湿気が多い場所についてはカビが発生しやすいため普段からきちんと掃除をしておくべきですが、掃除を怠けていた場合はカビがひどく発生している場合があります。
このまま放置した状態で退去するとトラブルになる可能性が高いのです。
カビが残っているということは日頃からきちんと掃除をしていなかったと判断されるので、専門業者の清掃代が発生して請求されると予想されます。
この他に忘れがちなのは窓で、普段はどうしても見落としがちになっているのでかなり汚れが溜まっている可能性が高いです。
砂埃が溜まっている場合もありますし、結露によりカビが発生している可能性もあります。
これらの汚れもきちんと落としておかなければ料金が発生するかもしれないので、事前に掃除を済ませておきましょう。
引っ越し当日について
荷物を運び出している最中は掃除にあまり時間をかけられませんが、それでもきちんと掃除を済ませてキレイな状態にしてから退去します。
キッチンやトイレ、お風呂など直前まで使用しているような場所は最後に掃除をするようにして、荷物を全て運んでから天井から床、クローゼットなどをくまなく掃除してください。