町内会でのトラブル
次は古くからある町内会でのトラブルです。
義理の両親のもとに引っ越したことＣさん夫婦の話です。
Ｃさんは夫の両親の隣に一戸建てを建てそこでの新生活が始まりました。
とくに大きな問題もなく平和な家庭生活を送っていましたが、ある日町内会でのトラブルに巻き込まれました。
ある事について賛成と反対で町内会が分裂しました。
反対派が多数でしたが義理の父は数少ない賛成派。
義父が賛成の立場で積極的に活動していたのが、反対派の怒りを買いました。
徐々にエスカレートする嫌がらせはついにＣさんやＣさんの子供にまで猛威を振るいました。
地域の繋がりが強い一昔前の日本では都市部や田舎などどの地域でも見られたことですが、近年においては住人の入れ替わりが激しい都市部ではあまり聞かないので甘く見ていたのです。
当時住んでいた所は，郊外の昔の住宅街。
義父母が買って長年住んでいた家の隣に，Ｃさん夫婦が家を新築して７年でした。
新築してから7年間が経過したとはいえ、まだまだ新しさが目立っておりました。
近隣住人の多くが反対派で対立している人々。
そんな反対派の中で生活をしていると、心が荒んできそうなものでしたが、なんとか過ごしていました。
ギスギス下中で生活することには、それほど抵抗がなくなってきたのです。
しかし、その状態も長く続きませんでした。
その反対派の人々は対立している住人の陰口を言うだけではなく、近所付き合いからくる会話をすべく話しかけても完全無視、さらには家の壁が知らぬ間に汚れていることもありました。
このままでは子ども達によくないという事から、話し合いの末引っ越そうということになりました。
仕方なく引っ越すことに
そこで義両親と私達の家を売って、中古住宅を買いました。
これを機にＣさん家族と義父母は２世帯住宅として新しい生活を始めました。
新築７年の家でもずいぶん安く売らなければならず、お金の面ではかなりマイナスになってしまいましたが、後悔はしていないということです。
町内会も問題によく挙がるワードです。
特に何かで意見を集めるときは、賛成と反対が分かれてしまいますね。
いつの間にか醜い争いになってしまっては元も子もありません。
こういうこのは古今東西に関係なく、起きてしまうものです。
もともと、良く言えば自分の信念を貫く人には敵もできやすいです。
自分が正しいと思って、一人で走ってしまうのはやめましょう。
こういうときはまずは真剣に議論をぶつけ、双方が納得できるような話し合いをしていくように心がけましょう。