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上下階のトラブル

足音のトラブル

マンションやアパート特有のトラブルといえば、上の階の住人とのトラブルです。
特に上の世帯に子どもがいると、走る足音からトラブルに発展することが多いようです。
実際に経験したEさんの話です。
 
新築のマンションでの新婚生活を始めたEさん夫婦。
とても幸せな時間を過ごしていましたが、時間と共に近所の人びとがどういう人なのかがわかってきます。
 
中でも、一番困ったのが上の階に住む一家。
育ちざかりの子どもが2人いる上の一家はとにかく足音がうるさかったのです。
子どもの走る音はもちろんのこと、日ごろ足音までかなり聞こえてきます。
 
足音というものは、小さな頃からの習慣です。
大人になっても、かかとをどしどし床に叩き付けて歩く人をよく見かけます。
靴を履いて歩く野外や欧米諸国のマンションならまだしも、日本国内の壁や床が薄い住宅でこれをされると大変響きます。
ゆっくりと歩いていても、かかとを強く床に叩き付けて歩くと音がするものです。
それが加減を知らない子供や、体重が増えてしまった体格のよい大人ならば、その音はすごいものになるでしょう。

マンション、アパート特有の問題

ある日、以前よりその両親を体格には気づいていましたが、
この上の階の住人を見た時は驚きました。
その両親の見事な体格が、子供たちにも見事に遺伝していました。
 
たまらずに何度か苦情を言いに行きましたが、「子供が元気でしようがない」の一点張り。
確かにしようがないというのももちろんですが、少しは言葉を選んでほしかったと感じてしまいます。
 
上の階からの騒音は収まらず、管理会社に相談しましたが、子どものことであるからと深入りできない様子。
その後はその足音にもだんだん慣れてしまって、いまは少し我慢してしまえば大丈夫だと開き直って生活しているそうです。
子ども小学生になって外に行くことが多くなったのか、走る音はほとんど聞こえなくなったようです。
 
上の階の人とのトラブルはマンションやアパート特有の問題ですね。
マンションに引っ越される前にその住人のライフスタイルや住人の年齢などの家族構成をしっかりと知っておくべきことです。
ちょっとした手間をかけて調べるだけで、余計な心配は減ります。
活動的な時間帯と活動的には無い時間帯に内見に行く事で、その音の発生源を知ることができます。
そうすることで今後の対処法も違ってきますよね。
 
上の階の人の騒音が気になることから、最上階に引っ越した人もいるようです。
それも有効な対処法かもしれません。
不安なら、最初から最も騒音の少ないとされる最上階の物件を探しておくとよいでしょう。
家賃は少し割高になってしまいますが。