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引越し業者への心付けや差し入れは基本は不要

日本では昔から、大工さんなど家に出入りする人に心付けや差し入れをするという習慣があります。
引越しをする際、引越し料金とは別に心付けをした方がいいのかどうか悩む人も多いはずです。

一般的には、引越し業者には心付けをしなくてもマナー違反にはなりません。
特別に作業を頑張ってくれた、見積もりには入っていない清掃などもしてくれたスタッフに対して、どうしても心付けをしたいと言うのであれば、一人当たり1,000円前後が妥当な金額と言えます。
現金の代わりに、ビール券やコンビニで使うのに便利なQRカードなどを渡すのもいいアイディアです。

差し入れを渡す場合のタイミング

一人当たり1,000円程度となると、スタッフが4人も来れば4,000円と結構な金額になり、せっかく引っ越し料金を値切ったのに何もならないと言うのであれば、差し入れをするのも悪くありません。
差し入れであればそれほどお金を使わなくても、感謝の気持ちを伝えることができます。
差し入れを渡すタイミングとしては、休憩の時が目安です。

作業中は喉が乾きますので、特に夏場などは冷たい飲み物などを用意するのも気が利いています。
お茶とお菓子を出すのであれば、切り分けるタイプのケーキではなくて個別包装になっているお菓子がおすすめです。
引っ越し作業員の食事のタイミングなどもありますので、「差し入れをしたいのですが、何時ごろがいいですか?」とざっくばらんに聞いてみるのも良いでしょう。

心付けをする際には、一人一人の分をポチ袋に入れて渡します。
表書きには「寸志」「御礼」などと書くこともありますし、何も書かなくても失礼にはあたりません。

引っ越し業者へのマナー

引越し当日は何かと慌ただしいものですが、引っ越し作業員は1日のうちに何件かの引っ越しをこなさなければならないこともあるので、引っ越し開始の時間には荷造りを必ず終わらせておくようにしたいものです。
万が一、残業続きなので荷造りが終わらせられないような場合には、引越し業者に早めに連絡をする必要があります。
自分ではとても荷造りが終えられない場合、スタッフに荷造りをしてもらうプランに変更することも可能です。

引っ越し作業中は、小さなお子さんやペットのいる人は、目を離さないように注意しなければなりません。
猫などはケージに入れておくといいでしょう。

新居でどの場所にどの家具を置くかについても、前もってしっかりと計画しておかないと、当日になって手間取ってしまい引っ越しがなかなか終わりません。
新居の間取り図を描いておいて、引っ越し作業員に渡すのがベストです。
家具を設置している最中、要望のある場合は思い切って言うなど、円滑なコミュニケーションも忘れてはいけません。