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引っ越し先でテレビが映らない原因

引っ越しが無事終わって、夜にテレビをつけたのはいいけれど、テレビが映らなくて困ってしまったという経験をした人は多いのではないでしょうか。
テレビが映らない原因はいくつか考えられますが、まず地デジの場合、B-CASカードがテレビ本体にきちんと差し込まれていないとテレビが映りません。
B-CAS(ビーキャス)カードというのはデジタル放送受信機に同梱されているICカードのことで、B-CASカードを製造しているBS CONDITIONAL ACCESS SYSTEMS社の頭文字を名称に使用しています。

カードの装着方向は機器により異なりますが、カードの抜き差しをする際に、金属子に手を触れないように注意することが大切です。
B-CASカードはテレビの側面または裏側に差し込む場所がありますので、カバーを外して一度確認してみましょう。
一度カードを外してから差し込むことで、トラブルが解決することがあります。

万が一B-CASカードが紛失してしまった場合には、専用サイトで再発行の手続きをしなければなりません。
再発行には数日かかるだけではなく、再発行手続き料もかかります。
B-CASカードは製造会社から貸与されている形になっていますので、再発行を希望する際には手数料として2,160円(送料・消費税込)が必要となるのです。

B-CASカード再発行の申し込みは、B-CASのホームページから行うことができます。
テレビを購入した販売店に行っても再発行はしてくれませんので、注意しましょう。

地デジのチャンネル設定が引っ越し前の地域のままになっている場合も、テレビが映りませんので要注意です。
こんな場合には設定を一度リセットし、チャンネルを再設定することが大切です。
何かのはずみで、リモコンの「放送切替ボタン」が地デジではなくてビデオやBS、あるいはCSになっている場合もテレビは映りませんので、再確認してみましょう。

建物によっては受ける電波が弱くてテレビが映りにくいことも

引っ越し先の建物によっては、受ける電波が弱くてノイズがひどい状態になることがあります。
こんな時には、ブースターを使うとテレビの映りが良くなることがほとんどです。
ブースターというのは電波を増幅させるための装置のことで、卓上型のブースターならコンセントに差し込むだけで使えて非常に便利です。

ブースターを使わなくても、マンションの管理会社に電話をして電波の調査をしてもらうこともできます。
とはいえ、業者が来て調査をしてもらうのに数日間はかかりますので、テレビを毎日欠かさず見るお子さんのいる家庭などではブースターを買ってしまった方が早いかもしれません。
ブースターの値段は5,000円から1万円前後です。