ステキ☆新生活!

~新生活応援サイト~

ハウスクリーニングの費用について

賃貸物件に住んでいると、どんなに気を使ってきれいに住んでいるつもりでも、壁や床、天井などに汚れがついてしまうものです。
引っ越しなどで現在住んでいる賃貸物件を退去する際には、「原状回復」といって部屋を借りた時の状態に戻して返さなければなりません。
原状回復をするためには、普通の掃除ではなくプロの業者が行うハウスクリーニングが必要になることが多いのですが、問題はハウスクリーニングの費用を誰が払うかということです。

ハウスクリーニング代を賃貸人と賃借人のどちらが払うかに関しては、国土交通省が定めた「原状回復に関するガイドライン」に沿って決めるのが一般的です。
賃借人が普通に掃除を行っている場合には、ハウスクリーニング代は賃貸人が負担するケースがほとんどです。
ただし換気扇のしつこい油汚れや水回りのカビなど、普通の掃除で十分にきれいにならない場所に関してはプロの清掃業者にハウスクリーニングを依頼して賃借人が代金を払うこともあります。

この場合には、入居時に払ってある敷金の中からクリーニング代を差し引いた金額が退去時に戻ってきます。
賃貸借契約書に、「ハウスクリーニング代は賃借人が負担する」と明記されていることもありますので、退去が決まったら契約書を今一度チェックしてみるのがおすすめです。

ハウスクリーニング代の相場と安くする方法

ハウスクリーニング代は、掃除する部屋の広さによってかなり違ってきます。
ワンルームまたは1Kであれば30,000円以上、1LDKや2LDKなら40,000円以上、3LDKぐらいの広さになると70,000円以上がだいたいの相場です。
また、汚れがたまりやすいエアコンを重点的にクリーニングしてもらう場合の代金は14,000〜16,000円前後と見ておけばいいでしょう。

ハウスクリーニングの費用を少しでも安くするためには、家具や荷物をすっかり運び出してから清掃してもらうのがポイントです。
家具や荷物がまだ残っている状態でハウスクリーニングをお願いすると、家具の移動などに時間と手間がかかってしまい、費用も自ずと高くなります。

また、ハウスクリーニングをする箇所はできるだけまとめて依頼することも大切です。
まとめてあれば割引料金も適用されますので、結果的にお得です。
ハウスクリーニング代は業者によってもまちまちですので、複数の清掃業者の見積もりを取って価格を比較検討することも忘れないようにしましょう。

見積もりはどの業者も無料で行なっていますが、中にはクリーニング当日になってオプション料金などを請求してくる業者もありますので、注意しなければなりません。
口コミなども参考にして、評判の良い業者を選びたいものです。