忘れがちなインターネット回線の引っ越し
引っ越しの時に電気やガスなど、公共サービスの引っ越し手続きはなかなか忘れないのですが、インターネット回線の手続きは忘れてしまいがちです。
ついうっかりだったり、引っ越しの準備で忙しくて後回しにしていたら引っ越し当日までにできなかった、ということがとても多いのです。
ですが実は引っ越しシーズンだと、ネットの開通のための回線工事は予約が立て込んでいてすぐに対応してもらえず、結局引っ越しが終わってから1か月近くもインターネットが使えなかったという事態も起こりかねません。
趣味で使うだけなら少し不便なのをしばらく我慢すれば良いだけですが、最近では仕事で必要なケースも多いため、ネット回線が使えないと困るという人も増えています。
そのような事態を避けるためには、引っ越し前の早い段階で手続きを済ませておくことが必要ですが、インターネット回線は引っ越しを機に見直したい物として多くの人が挙げる物の1つでもあるため、悩んでしまうという人もまた多いのです。
引っ越し後のインターネットで人気なのは？
引っ越しを機にインターネット回線を見直した人の中には、モバイル通信が人気です。
モバイル通信は固定回線を使用しないインターネット通信になります。
何故引っ越し後にモバイル通信が人気なのかと言うと、固定回線のように自宅内やマンション共用部の工事が必要ではなく、対応した機器さえ持っていれば契約したその日からネット接続ができるからです。
LANケーブル等の配線がごちゃごちゃすることがなく、すっきりするというのも人気の理由です。
引っ越し後のネット回線として人気のモバイル通信ですが、その中でも更に人気があるのがWiMAXです。
こちらは速度制限がないのということが、人気の理由です。
速度制限とは、モバイル通信でありがちなデータ通信量によってかけられる制限のことで、契約ごとに決められたデータ通信量を超えると通信速度が制限されてしまいます。
制限に引っかかってしまっても追加料金を支払うことで、通信速度を維持することができますが割高になります。
WiMAXでは、この速度制限がないため自宅のWi-Fi機器を全てWiMAXの通信にまとめることで、かなりの通信費節約も可能なのです。
モバイル通信ですから、当然持ち歩くこともでき、自宅ではパソコンでのインターネット通信で使用し、外出時にはスマホのデータ通信に使用する、というような使い方も可能です。
モバイル通信で気を付けることがあるとするなら、自分が使いたい場所がサービス提供エリアに入っているか、きちんと確認する必要があるということです。
契約予定のモバイル通信業者のサイトで、事前に引っ越し先の住所がサービス提供エリアに入っているかを確認してから契約しておかないと、せっかく契約したのにサービス提供エリア外で使えないということになりかねません。
都市圏であれば、かなりのエリアがカバーされてはいますが念のため確認することをおすすめします。