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引っ越しと風水について

風水は方角や場所によって、住宅や間取りなどの吉凶を見るというものです。
古代中国の思想に基づくもので、さまざまな面で風水が取り入られています。
たとえば、新たに都市計画を立てる場合、都市の主要な道路や入口、重要施設などの場所を決めるにあたって、風水で判断するといった具合です。

古代都市だけでなく、中国や台湾などでは今でも多くの人が自宅やビルの建設や模様替え、引っ越しなどの際に調べていて、かなり浸透した考え方と言えます。
しかも個人がそれぞれチェックするというだけでなく、いわゆる風水師と呼ばれるプロがいて、その人に依頼料を支払って調査や儀式をしてもらうケースもたくさんあります。
不動産関係の企業では、経営コンサルタントと同じような感覚で風水師が雇われているところもあるほどです。

日本ではここまでではありませんが、やはり方角を気にする習慣は根強く残っています。
もともろ飛鳥時代くらいから中国より風水の考えが伝わって、それを都市計画に生かしてきたことが分かっています。
九星気学とか陰陽道とも言われる考え方と関連していて、独自の思想に発展したものもあります。

風水においては、方角で吉凶を見るという考え方をします。
たとえば、「鬼門」と呼ばれる方角には引っ越し先を避けた方が良いといった見方があります。
これは北東方向を指す言葉で、風水による北東には鬼が行き来するという考えがありますので、この方角は良くない出来事が起こりやすいとされているものです。

風水と引っ越し先の関係

このように、風水の考え方を使って引っ越し先を決めるという人もいます。
もちろんあくまでもゲン担ぎというところがありますが、いろいろな引っ越し先のエリアの選択肢があって悩んでいる人にとっては、選択肢を絞り込めるのに便利だと考えるものです。

まず鬼門のような凶と出る方角を避け、その上で、吉となる方角に良い物件がないかを見るのです。
風水ともある程度関連を持つ、「恵方」という方角があります。
これは決まった方位ではなく、毎年変わるものとされています。
節分の時期に恵方巻を恵方を向いて食べると良いとされるのと一緒です。

こうした風水に基づく吉凶の方角というのは、スマホアプリでも簡単に調べることもできますし、ネットサイトでも情報提供しています。
また、不動産会社によってはこうした情報に詳しいスタッフもいますので、営業担当者に聞いてみるという人もいます。
単に引っ越し先の場所を決めるだけでなく、間取りや部屋の中に置く飾りや家具などを決まった場所に置くといった、風水に基づいたアドバイスもあります。
引っ越しをする時には新居でインテリアを変えるという方も多いので、その配置を考えるにあたってこうした決め方をする人もいるのです。