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エレベーターなしの引っ越し料金は割増になることも

通常、引っ越しの料金というのはトラックに積載する荷物の量と、引っ越し先までの距離、梱包や荷造りまで頼むかなどの作業内容によって変わります。
これに加えて、建物の状況が関係することがあります。

たとえば、集合住宅で自宅が3階もしくは4階で、しかもエレベーターがないというケースです。
その分、作業員は重い荷物を上まで運ぶという苦労をしなければなりません。
負担がかかるだけでなく、時間も余計にかかりますし、養生をするための労力と資材も必要となってきます。

こうしたことから、エレベーターが使えない物件の場合、引っ越し料金が割り増しになるとしている会社が多いです。
実際にどのくらいの割増料金がかかるかは、それぞれの会社や現場で異なります。
やはり3階よりも4階の方が大変ですので、その分料金も高くなりますし、荷物の量が多ければそれだけ割り増しとなります。
そのため、事前に旧宅と新居の状況を説明すると共に、荷物の量や中身を確認してもらい、どのくらいのい料金となるのかを見積もってもらうことが大事です。

4階まであるとしても、運びやすい建物の作りであれば割り増しをしなくても大丈夫というケースもありますし、割増料金が発生する分、他のサービスをお得もしくは無料で付けてくれるという会社もあります。
それぞれの状況で柔軟に対応してくれることが多いので、実際に確認してもらってから検討しましょう。

料金見積もりの際の注意点

エレベーターなしの物件の場合、上記のように多少の割増料金が発生するのが普通です。
しかし、特殊な物品の搬出入がある場合、さらに追加料金がかかることがあります。
たとえばピアノのように重くて大きく、横にして運ぶことができないものについては、特殊な運び方をしなくてはなりません。
場合によっては、クレーンなどを使って移動する必要が出てきますし、そうなると高額の追加料金が発生します。

別の注意点としては、エレベーターがある建物であっても、割増料金が発生するケースがあるという点です。
たとえば横に長くたくさんの部屋が入っているマンションでは、エレベーターでそのフロアまで上げることができるとしても、その後の手運びの移動距離が長くなります。
もしくは、物件が袋小路の奥にあってトラックが入れない、もしくは住宅や道路の事情で物件の前にトラックを横づけできないというケースもあります。
やはりスタッフが運ぶ距離が長くなりますので、その分だけ追加料金を取られる可能性が高くなります。

追加料金が発生するにしてもしないにしても、作業が大変な現場であれば、スタッフにしっかりとお礼を伝えることが大事です。
また、可能であればそれぞれに差し入れをしてあげましょう。
必須ではありませんが、気持ちよく作業をしてもらえるはずです。