ステキ☆新生活!

~新生活応援サイト~

一人暮らしにかかるお金

一人暮らしの準備に掛かる費用

一人暮らしをするというのは、それまで住んでいた実家を出て自分だけの世帯を持つということです。
それ自体は単純なことのように思えますが、実際には扶養の関係や税金など、さまざまな手続きが必要になってきます。

既に社会人になっており、これから自分の世帯として引っ越しをしたいと考えているなら、当面かかる費用だけでなく、その後に継続的にかかってくる税金や生活費全般について考えていく必要があります。

まず一人暮らしを開始するにあたり必要になるのが、引っ越しのための費用です。
当然のことですが、それまで住んでいた家を出て新しく住宅を用意するなら、そのための契約をしなくてはいけません。

親類や知人などのつてで入れる場所があればよいのでしょうが、通常は新たに住居の購入または賃貸契約をしていくことになります。
現在都心部や学園都市などでは一人暮らし向けの物件がたくさんありますので、その中から仕送りや自分のアルバイト給与で支払える家賃の場所を見つけていきましょう。

引っ越しをする時の手順としては、まず不動産会社など物件の管理をしているところで契約をし、そこから引っ越し日時や引渡し時の部屋の状態を決めていきます。
通常の場合、入居前に支払うことになる金額は敷金+礼金(家賃の約3倍)と、家賃前払い(1ヶ月分)、さらに不動産会社への手数料(1ヶ月分)、それにハウスクリーニング代や鍵の交換代などの雑費です。

スムーズに交渉が成立しても家賃の6倍くらいの金額は最初に支払うことになるので、先にまとまった金額を用意しておく方がよいでしょう。

生活の中で掛かる費用

引っ越しが無事に済んだからといって安心はできません。
生活がスタートしたらその後継続的に生活にかかる費用が発生するからです。

一人での生活であっても必ず発生することになるのが「光熱費」「通信費」「食費」そして「家賃」です。
学生の場合はそれとは別に学費や教科書代などが必要になりますが、そうした収支をきちんと把握していかないと、あとでとんでもないしっぺがえしをくらうことになります。

私がまだ青学生だった頃は、青山学園大学周辺の光熱費や食費込みの学生マンションに住んでいました。
青学は特に食事付きや光熱費込みの学生向けマンションが多いので、収支管理を始めるのにぴったりの環境でした。
青山学院大学の学生会館/東京の学生会館総合情報サイト 学生会館ドットコム

一人暮らしというのは収入と支出の入口・出口が一つしか無いので、家計管理がしやすい環境であると言えます。それぞれ支払い方法が個別になっている場合は、支払い忘れや無駄遣いをしがちであるということは理解しておくべきでしょう。最初は光熱費込みの物件にするか、支払い方法をまとめて管理しやすいようにしましょう。

一人暮らしでは自分が使った分がそのまま家計にダイレクトに反映されてきますので、突然に家計が赤字になってしまうということもあります。

将来的に結婚などほかの人と生活をしていくことを考えているならば、一人暮らしの生活のうちにどういったところにお金を使うかをしっかり把握しておいた方がよいでしょう。