「ここ大丈夫？」アプリで出来ること
東日本大震災以降、住宅の安全性を重視する人が急増しました。
近年では南海トラフ巨大地震の危険性が高まっているということも伝えられているので、特に太平洋側に面した関東～東海地域の人にとっては気になるところでしょう。
既にネット上ではそれぞれの地域の地盤や過去の自然災害について調べることができるサイトやアプリがいくつか見られます。
しかし、これから住みたいと考えている場所をピンポイントで確認できるものはなかなかありません。
そこで「ここ大丈夫？」というアプリは、グーグルマップを下に過去の自然災害や地震発生率などを総合的に調べられるようになっていて便利です。
アプリはAppStoreおよびGoogle Playからダウンロードすることができるので、誰でも簡単に利用可能です。
使い方はアプリを開いた画面から地図で調べたい地域を指定すると、6種類の自然災害と危険度が三段階で表示されるようになっています。
6つの自然災害は「洪水浸水」「地すべり」「がけ崩れ」「雪崩」「土石流」「地震」です。
これらの災害発生率をわずか2タップで表示させることができるので、ちょっと気になった時にすぐに検索ができるという利便性があります。
引っ越しでの活用の仕方
引っ越しをすることになったら、まずはこのアプリから地域全体の安全度を計ってみるのがおすすめです。
危険度は、「安全」「警告」「危険」の三段階で表示されることになっているので、居住後生活圏になる地域全体の様子を視覚的に把握ができます。
賃貸物件もそうですが、これから住宅を購入しようと考えている人にとっても、地域全体の危険度を把握することができるこのアプリは非常に便利です。
過去の大震災では住宅ローンが完済される前に災害で住宅のほとんどが損壊してしまい、二重ローンなど苦しい状況になってしまった人が伝えられました。
そこでこの「ここ大丈夫？」を使って、事前にその地域が過去にどういった災害に見舞われたかということを把握することにより、あらかじめ住宅損失のリスクを減らすことができます。
また実際に台風や暴風雨・暴風雪になったときに、現在進行で自然災害の危険がないかどうかということを随時チェックしていくことも可能です。
万が一大きな自然災害に巻き込まれてしまった場合も、近隣地域でどういった災害が起こっているかを調べることにより、避難先をどのようにするかの判断材料になるでしょう。
災害の危険性が高い地域の情報については、詳細をタップすることにより公表されている情報を参照できます。
大切な家族や財産を守っていくためにも、慎重に家選びをしておきたいという人にこのアプリはおすすめとなります。