設計ができない人も簡単に間取り図を作れるアプリ
「PowerSketch」は、本格的な間取り図を簡単に作ることができる不動産関連のアプリです。
私たち一般ユーザーがこれから部屋を借りたり家を購入したりするときには、自分の理想とする間取りがどんなものであるかということを仲介する不動産業者に伝えなければいけません。
しかし間取り図は通常設計を担当する建築士や、業界をよく知る不動産関連の業者が作成するものであることから、一般の人が一から作成しようとしてもなかなかうまく作ることができません。
そこで「PowerSketch」を使うことにより、簡単に規定の広さの間取りを作ることができるとともに、トイレや洗面所など住宅に必要な設備をどのようにしていきたいかということを考えることができます。
アプリを提供しているのは株式会社マジックアワーで、手書き感覚で間取り図をつくれるということでiPad用アプリとして「PowerSketch」をリリースしました。
もともと「PowerSketch」は不動産業界で広く使用されてきたパソコン用のアプリケーションで、不動産業界にそれほど詳しくないスタッフであっても簡単に図を作成することができるとして重宝されてきました。
そこでアプリ用として「PowerSketch」を新たにリリースしたことで、複数のデバイス間で情報を共有することができたり、クラウドでデータを保存したりというようなことができるようになりました。
主な用途としては、新築で住宅を作ろうと考えている人にとっての提案用や、リフォーム時の間取り変更の案作成といったことが中心で、そのほかにも業務用・個人用多くの場面で使用をしていくことができます。
指先で記入するだけで自動的に修正できる
「PowerSketch」の優れたところは、指先で広さや配置を指定するだけでアプリが自動的に修正をしてくれるということです。
アプリの画面はマス目で構成されているので、自分が希望する大きさや形でなぞっていくことで自動的に直線に返還をするなど補正が加えられすぐに間取り図として使用できるようになります。
図を作るだけでなく、テキストをメモとして図に挟んで保存することができるので、これから自分の住宅を作りたいと考えている人にとって伝達事項を確実に伝えていくことができます。
間取りだけでなくシンボルパーツとして家具の仮置きをすることもでき、モデルハウスとして作成してみたり、新居の家具を検討したりというような用途にも使っていけます。
簡単に言えばアプリでできる部屋専用のお絵かきアプリといった感じで、そこから設計ということはさすがにできませんが自分が理想としている間取りがどういったものであるかということを簡単に形にしていくことができます。