ステキ☆新生活!

~新生活応援サイト~

道路

道路のトラブル

次にお話するのは、家の前の道路に関するトラブルです。

Fさん家族は左右に隣家のある土地に家を建てました。
夢にまで見た一軒家。
しかし、あるトラブルが起きてしまいました。
奥の家は3世帯家族で、おじいさんとおばあさんが常に自宅にいます。
気さくで話好きの良い方という印象を受けていたそうです。
 
先日、奥の家では台風で飛んだ物置の屋根を、業者を呼んで直していました。
朝から音がしていたので部屋の中から見ていると、突然業者の方が脚立を持って家の方へ来たのです。
敷地に入り玄関の前を通り、自宅を一周する形で隣家の物置を直しはじめました。
Fさんはびっくりしてしまい、いきなり入らないでくださいと注意しました。
 
その夕方、奥の家のおばあさんが謝りに来ました。
長い世間話をしていると、もし他に何か気になっていることがあれば教えてほしいとのこと。
分別のあるいい人だと思ったFさんは、以前から気になっていた自宅のリビングの前に車を路上駐車するのをできればやめてほしいとできるだけ丁寧に伝えました。
 
後から来た人間なので言うのも申し訳ないと感じたそうなのですが。
すると翌朝、奥の家のおじいさんが来ました。
お宅の前の道路はお宅のものだから車を停めるなと言ったそうだが、そうではないから権利書を持参して週末にでも説明したい。
病院に行く前の20分ぐらい路中したくらいでガタガタ言うな。
元はうちの土地だったのを分けてあげた。
お金だして道路を舗装してあげた。
などなど延々と続く説教。
言いたいことを言い終えると、やっとのことで帰っていきました。
まったく意味の分からない状況にあ然としてしまったFさんは、昨日おばあちゃんへの言い方が悪かったのかと考えてみました。
 
しかし、奥の家は敷地には困っておらず、いくらでも駐車スペースはあります。
世代の感覚の違いなのか、あまりの言われ様に腹が立ったそうです。
道路

いい人だと思っていたら…

しかしその日の夕方、おじいさんへお話を伺いにいくと、想像外の事実が分かったのです。
原因はおばあちゃんの方でした。路上駐車に対する苦情に根も葉もないことを付け加えておじいさんに話していたようです。
 
あまりの言われようだと頭に来てしまったおじいさんは翌朝言い返しに行ったとのことでした。
おじいさんもおばあさんの性格に心当たりがあるのか、その後は大きなトラブルもなく解決することができました。
今でもおばあさんと話すことはありますが、こちらからはできるだけ何も言わないように心掛けています。
 
いい人だと油断してしまったらトラブルに巻き込まれてしまった事例です。
また、家の前への路上駐車なども難しい問題ですね。
誰がいい人なのか悪い人なのかわかりにくい世の中、コミュニケーションを取りたいのはやまやまですが、人間関係の難しさを思い知らされます。